いなくなる前に
入社直後、4月の店舗研修時、精神的にお世話になった先輩がいます。
1個上で女性の先輩。
明るくて優しくて、とても良い先輩。
部門が違っても、声をかけてくれました。
同じ部門の時は、付きっきりで色々教えてくれました。
僕に後輩が出来たら、こんな風に接したいなと思えました。
昼食を一緒に食べてくれたり、
しょうもない冗談に付き合ってくれたり、
本当に良い人。
とても尊敬しています。
少し期間が開いて、
5月にもう一度店舗に行きました。
その先輩は、なんだか元気がありませんでした。
まぁ、長い人生、少しくらい元気がない時期だってあります。
僕は何気なく、
「先輩! 元気ないですよ! 楽しくいきましょう\(^-^)/」
と声をかけました。
先輩は、ちょっと無理した感じで、
笑ってくれました。
その先輩が、
7月いっぱいで会社を辞めたそうです。
同じ店舗で働いていた同期いわく、
上司との関係が良好じゃなかったみたいです。
僕らの仕事は人間関係に悩んだ場合、店舗移動という手段もあるのですが、
それを選ばずに会社を辞めてしまったということは、他にも何か理由があったのかもしれません。
5月の時点で、
もっと違うアプローチが出来たんじゃないか
なんで話を聞き出さなかったんだろう
何か、出来ることはなかったのか
後悔しています。
明るくて優しい人だから、
「この人は大丈夫!」と決めつけてしまっていたのかもしれません。
現在、彼女が何処で何をしているのかわかりませんが、
充実していることを願います。
いなくなる前に、
出来ることしようと思いました。